店舗名 | かんてい局鹿沼店 |
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商品名 | 61GS ハイビート |
ブランド名 | SEIKO(セイコー) |
買取価格 | 10,000円 |
日本の時計ブランド、セイコーの古い時計をお買い取りさせていただきました。
機械の番号とシリアルナンバーを照らし合わせた結果、おそらくは1969年頃に作られたお品物ではないかと推察できました。
ちなみにSEIKOのシリアルナンバーの読み方についてはコチラの過去記事でご確認ください♪
1969年というと、50年以上前となります。私は産まれていなかった頃のお時計です。そんなお品物を手に取る…不思議な感覚です。
ちなみに1969年といえば…
アポロ11号月面着陸
金田投手400勝達成
など、歴史に残る大偉業が達成された年でした。
さて、今回お買い取りさせていただいたお時計ですが、SEIKOの中でも最高峰のモデル「グランドセイコー」となっております。(あ、ここから長くなります)
今回の61GSが発売された当時の販売価格がおよそ38,000円。
当時の大卒初任給の平均がおよそ29,000円だったので、現在の価格に換算すると約30万円弱。なかなかの金額設定でございます。
SEIKOは1960年に、時計の基本性能である「精度・信頼性・見易さ」を徹底的に追求し、自社製品の中でも最高峰の品質を備えた高級実用時計「グランドセイコー」を確立。
以降、当時の急速な時計業界の進歩の先陣を切って開発を進めてきました。
そんな開発の結果、1970年代に「クォーツショック」が起こるのですが、そちらについてはまたの機会に…。
とにかくそんな時代背景の中製造された今回の61GSは、日本が世界に追い付け追い越せしていた高度経済成長の最中に、日本が世界に誇る「SEIKO」が世界の名だたる名門ブランドに追い付け追い越せと製造された時計になります。
そう考えるとじわーっと来ないでしょうか?
今回久々にSEIKOのアンティーク時計をお買い取りさせていただきましたので、アンティーク時計の査定ポイントについてご紹介していきたいと思います。
今回お買い取りさせていただいた時計に関しては、時計のベルトが社外の物に交換されており、当時のベルトが残っておりませんでした。
これはアンティーク製品においてはかなりのマイナスとなってしまいます。
最近発売されたような新しいモデルに関しては、メーカーに依頼すれば新しい物を用意できます。
しかし、こういったアンティーク品に関しては、当時のパーツを入手するのは非常に困難です。
そのため、当時のパーツが付いている品物は非常に貴重なので、査定金額に上乗せをさせていただきます。
こういったアンティーク品は、実用性というよりは、どちらかというと趣味の要素が強めなお品物となります。
つまり、「実際に使うというよりは、コレクション向き」という感じです。
コレクターの方は、先述のパーツの件はもちろんですが、当時の箱であったり冊子などが揃っていると高値をつけていただけます。
そのため、買い取る際にも、より高値をつけることが可能となります。
古くて価値が無さそうな物も、もしかするとお宝かもしれません!
一緒に箱などがあったら、念のため捨てずにとっておきましょう!
今回は、日光市のお客様から50年以上前のアンティーク時計をお買い取りさせていただきました。
時計と一口に言っても、
新しいor古い
人気があるor無い
海外ブランドor国内ブランド
など、その種類や系統は多岐に渡ります。
有名ブランドのROLEXがある程度高い値段で売れる事は皆さんご存知かと思います。
しかし、今回のようなアンティーク時計は専門性の強いジャンルとなるため、品物の価値を分かった上で買い取りが出来るお店はとても少なくなります。
それこそ、捨て値で提示を出すお店も少なからずあると思います。
是非時計のお買い取りに関しては、専門の鑑定士が居るお近くの「かんてい局」へご相談いただければと思います。
ブランド買取は鹿沼店にご相談ください。
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(質・買取最終受付/18:30)