2020年6月現在、金の相場が過去最高値を更新しました。4月に1980年以来の最高値更新ということがありましたが、その後も4月・5月・6月と好調な相場が続いています。
なぜここ数か月間の金相場が好調なのでしょうか?理由は様々ありますが、金相場の特徴として、世の中の乱れや不安材料があると、株や原油などに投資していた資金が、金に流入して相場が上がるということがあります。これは、金が比較的安定している投資先といわれていることが理由となっていて、有事の時ほど金が強くなる傾向が強まります。ここ最近ではどのような出来事が金相場が好調な要因となったのでしょうか?具体的な理由についてご説明します。
2020年のコロナショックによって、様々な業界で経済の停滞や、先行きへの不安が現在進行形で起こっています。また、2018年を端とする世界の2大経済大国であるアメリカと中国間での米中貿易摩擦も続いており、経済状況の懸念材料のひとつとなっています。経済状況の先行きの不安は、金に資金が流入しやすい理由のひとつとなります。
コロナ禍において、アメリカでは経済政策としてゼロ金利政策が発表されました。ゼロ金利ということは、預金に対して普通はつくはずの金利がつかない(もしくは限りなくゼロに近い)ということです。金融機関が資金を株などの投資に回す機会が増え、株価の上昇につながるなど、お金が回りやすくなる事で、経済を刺激することを主な目的とした景気対策のひとつです。
金への投資のデメリットのひとつとして金利がつかないという点があります。ゼロ金利政策によって、この金のデメリットが結果的に薄れたため、資金の増加が見込める金への投資が活発化しました。また、ゼロ金利政策はコロナショックを契機にアメリカだけではなく他の国々でも景気対策として実施されています。これにより、世界的に金への投資への流れが加速したと予想されます。
この好調な金相場は一体いつまで続くのでしょうか?大方の予想では、今後も継続して相場が上がるであろうと言われています。近年では個人の投資家の方にも、金相場の好調さが認知されているので、個人の方からの投資先として選ばれる割合も増えています。通常、株価が好調になると、金相場が下がることが多いのですが、ここ数か月間の金相場に関しては、セオリー通りの動きにはならず、株価が上がっても、金相場は好調さを維持しています。このことからも、一時的に下がることはあっても、基本的には好調な金相場の流れはしばらく続くと思われます。
今回は、過去最高の金額となった金について、相場が好調な理由と、今後の展望についてご説明させていただきました。かんてい局那須塩原店でも、特にここ2~3か月の期間は、金についてご相談を頂く機会がとても増えています。投資として購入を考えている方からのご相談や、金が高い今だからこそ、持っている金を売りたいというご相談が日に日に増えています。
かんてい局那須塩原店では、金の販売や買取の他に、質預け(質預かり)ということもできます。お手持ちの金を売らずに、一時的に預けていただき、お金をご融資するというシステムです。金は今後も最高値をする可能性も大いにあります。金を今売ってしまうのはもったいないという方でも、かんてい局の質預け(質預かり)を一時的にご利用するという方法もあります。
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