質預かりとは

質預かりを簡潔に説明すると…
「お品物を担保にお金を借りられる」
というものになります。
　
お持ちいただいたお品物を査定察せていただき、その査定額を上限としてご融資させていただきます。
金融機関からお金を借りる際のような審査は無く、その場ですぐにお金をお渡しすることが出来るのが質預かりの強みとなります。
また、お品物をお預かりしお金をご融資致しますので、借りた金額の返済が難しい場合の催促もございません。
期限になるとお品物の所有権が質屋に移り、お客様は借りたお金を返す必要がなくなります。
　
物でお金を得るというと買取を思い浮かべる方が多いと思います。
買取と質預かりは似ていますが、大きく異なる点がございます。
それは
「お品物を戻せるかどうか」
という点です。
　
買取でお品物を手放した場合、お品物を再度手に入れるには販売価格で購入していただかなければいけません。
しかし質預かりの場合、最初にお貸しした金額(元金)と利息(質料)をお持ちいただければお品物をお返しすることが可能です。
元金+質料で戻すことが出来るので、購入し直すよりも安い金額で戻せます。

質預かりと買取を使い分け方

質預かりと買取の違いを説明させていただきましたが、どう使い分けるられるかも合わせて説明させていただきます。
質預かりを使うのをおすすめする場面としては
・急な入用で今だけお金が必要
・売るかどうか迷っている
・思い入れのある品物である
などの場合です。
　
質預かりと買取の一番の違いはお品物を戻せるかであると前述させていただきました。
買取でお品物を手放してしまうと、全く同じものを再度手に入れるのは非常に困難です。
かんてい局那須塩原店の店頭に残っていれば買い直すことが可能ですが、素敵なお品物程すぐに売れてしまうため、やっぱり欲しいとなったときに残っていることは稀です。
また買取したアクセサリーにイニシャルや記念日などの刻印が入っている場合にはそれらの刻印は消してから店頭に並べます。
そのため思い出のお品物だった場合、二度と完全に同じものは手に入らなくなってしまいます。
　
質預かりの場合、元金と利息をお持ちいただければ預けたものがそのまま戻ってきますので思い出のお品物でも安心です。
また売るかどうか迷っているものは質流れ期限の3か月考える時間ができます。
特に金やプラチナなどの貴金属の場合、相場が毎日変動していますので、売るかどうか考えていたら相場がガクッと落ちてしまう可能性があります。
質預かりで預けておいて、その後相場が落ちたらそのまま質流れさせる、上がったら出質して改めて買取にする。
そんな貴金属の買取の特性を活かした使い方も出来ます。

買取と質の査定額の違い

買取と質預かりの査定額が少し異なります。
質預かりのMAX金額は買取査定額の約90％ほどとなっております。
なぜ金額に差が出るかというと、お店の物として販売し始めることのできるタイミングの違いによるものです。
買取の場合、成約したその瞬間からお品物の所有権がかんてい局那須塩原店のものとなります。
質預かりの場合、成約した日から質流れになるまでの最低３か月の期間が空きます。
その間にお品物の相場が変動してしまう可能性があるため、すぐに店頭に並べることのできる買取の方が少し高くなります。
そのため、少しでも高く売りたいという方は質預かりではなく買取の方がおすすめとなっております。

終わりに

今回は質預かりと買取のそれぞれのメリットについて書かせていただきました。
質預かりや買取をご検討中の方は、それぞれのメリットを踏まえ、どちらを利用するか決めていただけると幸いです。
　
かんてい局那須塩原店では栃木県内の那須塩原市、大田原市、矢板市、日光市などの近隣の市町村の方以外にも福島県や茨城県、群馬県の方などにもご利用いただいております。
遠方から買取のお持ち込みの方にはあらかじめ、ざっり査定を行えるLINE査定をお勧めしております。
実際にお持ち込みの前にざっくりと査定を行わせて頂くとご来店の際にはスムーズに査定、お取引きを行うことが出来ます。是非ご利用下さい。