店舗名 | 那須塩原店 |
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ブランド名 | 【喜平】 |
商品名 | Pt850 50cm ネックレス |
買取価格 | 43,000円 |
プラチナの喜平ネックレス(2面)をお買取りしました。今回は約20gのネックレスとなります。近年、金相場が好調なのは周知の事実かと思います。金相場は一説によると、過去20~30年で一番高い水準ともいわれています。一方、プラチナに関しては、過去の価格と比べると、低い水準が続いています。
どのくらい低い水準かというと、現在(2020年6月)1gあたりの単価は2000円台となっていますが、2008年、今から約12年前には、1gあたり7000円台と、いまよりも3倍近く高い価格となっていました。当然、当時は金よりもプラチナの方が高い価格となっています。
では、なぜ金の価格が上がる一方で、プラチナの価格が下がってしまったのでしょうか?その理由についてご説明します。
金とプラチナを比べた場合、どちらの方が、希少性が高いのでしょうか?答えは、「プラチナ」です。金とプラチナの年間の産出量は、金が約4000t(トン)、一方プラチナが約200t(トン)で20倍近くの差があります。また、産出国もプラチナは限られた場所でしか純度の高いものが取れません。そういった意味でもプラチナの方が、金よりも希少性が高いといえます。
普通に考えると、希少性が高い「プラチナ」の方が価値や価格が高くなるのでは?と思われますが、そうはいかない理由があります。産出量が少ないということは、一方で相場の変動が激しいと言い換えることが出来ます。また、限られた国でしか取れないということは、その国の情勢にいちいち左右されることとなり、これも相場の変動の激しさを誘発する原因となりえます。
一方で、金は相場が比較的安定しているという側面から、投資先として人気があります。特に有事の時ほど、安定している金に資金が集まりやすい傾向があります。一方相場の変動が激しいプラチナは投資先としては不向きです。そこが現在の金とプラチナの価格差の要因のひとつです。
投資先としての人気の差以外にも、金とプラチナの価格差を生み出している要因があります。それは、貴金属としての用途の差です。金とプラチナどちらもアクセサリーのイメージは強いですが、実はアクセサリーとして流通している量にそれぞれ違いがあります。
金は、全体に占める割合の約半分がアクセサリー用で、1割が工業用となっています。一方でプラチナは、アクセサリー用は3割ほどで、6割ほどが工業用となっています。そして、工業用のプラチナが何に使われているかというと、主に、自動車のエンジンやパーツの触媒として使われています。
自動車といえば、現在、特に再編が進んでいる業界です。ディーゼルやガソリンエンジンから電気や水素などの新しいテクノロジーに変革が進んでいます。その過程で、触媒として使われているプラチナも見直しがなされ、よりコストの安い触媒が開発されるなどして、プラチナの需要が減っているという現実があります。
また、業界自体のあおりを受けることもあり、例えばリーマンショックの時には、やはりプラチナの相場が急激に下がるといった事態となりました。今後も工業用としてのプラチナの需要はどんどん少なくなることが予想されています。
アクセサリー用としての需要も、世界的にみると日本が突出して高く、ほかの国々ではプラチナに比べて金の人気が高い傾向が強いです。アクセサリー用としての面でも、プラチナの需要の回復の見込みは少ないかもしれません。
今回は、プラチナに関して暗い情報ばかりとなってしまいましたが、最後に良い情報を1点お伝えさせていただきます。相場の価格が低いということは、一方で、安く購入ができるチャンスと捉えることもできます。特にプラチナは加工が難しい金属とされていますので、新品として販売されているプラチナ製品は、金よりも高い加工代が売価に含まれていることが多いです。
一方、当店で販売している中古のプラチナ製品には、加工代は含まれていません。特に喜平などの複雑な加工が必要な商品では、加工代の影響が大きいので、かんてい局でプラチナの中古の喜平を見かけた際は、絶対に「買い」です!
かんてい局那須塩原店では、様々な商品を取り扱っています。プラチナや金製品の買取や販売を行っています。買取の査定は無料となりますので、お気軽にご相談ください。
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