商品の紹介

エメラルドの語源はサンスクリット語で「緑の石」を意味するスマラカタでギリシャ語でスマラグドスから変化し現在のエメラルドになったと言われています。
 
エメラルドの主な産出国は、コロンビア、ブラジル、ザンビア、ジンバブエ、マダガスカル、パキスタンなどです。
中でも最大なのはコロンビアが多く60％がシェアしています。
 
エメラルドの歴史・・・上質のエメラルドを産出していたインカ帝国は、首飾りやペンダントなどの装飾に使われ、神殿までうめつくされていたといいます。
エメラルドという名前が使われはじめたのが、スペインがインカ帝国を支配し、ヨーロッパへの流通が始まってからとされています。
 
長い歴史のエメラルドには愛と献身の意味もあり、愛の石とも呼ばれ、恋愛成就など有効と言われます。
エメラルドを身につければ人間としての成長、知恵や忍耐力が得られると信じられています。
エメラルドの宝石言葉は幸運、幸福、夫婦愛、安定、希望とされ、愛の成就といった意味ももっています。
 
エメラルドは5月の誕生石で、身につけるとお守りの役目を果たすといわれていることから、大切な方への誕生日プレゼントにも人気があります。

査定ポイント①素材の種類・重さ

買取での金額は高価なお品物ですが、貴金属は概ね素材の重さとその日の相場になることがほとんどです。
今回はK18（18金）の刻印があり総重量が24.8gありエメラルドが3.89ctでしたので地金から0.7gほどマイナスして
金部分の査定金額をご提示させていただきました。
重量はしっかりとありましたので、かなりの良い金額になったとおもいます。

査定ポイント②エメラルドの評価

今回のエメラルドはお持ちになられた瞬間大きさもあり、テンションがあがりました。
なかなかこの大きさのエメラルドは見る機会が多くありません。重量もしっかりとしておりました。
エメラルドの評価はカラー、クラリティ、カットになり大きさも大きいほど評価は上がります。
 
評価についてのポイントをご説明いたします。
【カラーについて】・・・鮮やかで暗すぎず、透明度が高いものが良です。色が均質で目に見える色帯がすくない方がプラスに。
黄色みや青みが出ていると別の変種となることもあります。
コロンビア産のエメラルドは暖かく強い純粋な緑色、ザンビア産のエメラルドはクールな色調で青みがかった緑色であると言われています。
 
【クラリティについて】・・・肉眼で見えるインクルージョンが含まれます。インクルージョンが多いと透明度にも影響してきます。
カラーストーンでは透明度とクラリティの関係性は強く、特にエメラルドになります。
 
【カットについて】・・・カットは原石の色の深み、インクルージョン、耐久性を考慮して行います。
フラクチャーやコランダム（鋼玉）のような宝石より脆い点があり
エメラルドの価値を確立する上でカットによって色相、色調、彩度の効果を引き出すことになります。
フラクチャーやコランダムがあるため、エメラルドは持ちもまれたときには欠けがあることも・・・。
 
これらがまとまったもので大きさがあるものが評価が高くなります。
 
今回は写真にもあるように欠けがあり、色味もキレイではありましたが少し透明度が高い印象でした。

査定を終えて

今回は素敵なエメラルドリングをお売りいただき誠にありがとうございます。
この大きさはなかなか見る機会のないエメラルドでとてもうれしく思います。
少し迷われていましたが、当店はお客様の納得のいくタイミングでお買取させていただければ一番です。
金額は購入したときが分かるだけに何で？といったところもありましたが、貴金属につきましては
重さと色石に金額が付くかどうかになってしまいます。
 
色石で金額がつくものは4大宝石と呼ばれるものです。今回のエメラルド、ダイヤモンド、ルビー、サファイアとなります。
一番はやはりダイヤモンドです。今回の指輪も素敵でしたが、ダイヤモンドがもうすこ～～～し大きさが欲しかったです。
金額がつく石の大きさは4大宝石でもそれぞれありますので、よろしければ是非かんてい局那須塩原店へご相談ください。
今は金相場を高値で推移しておりますので、迷われているなら早めの方がおすすめです。