「質屋」とは

皆さんは「質屋」というとどのようなイメージをお持ちでしょうか？
テレビでは、時代劇などに出てきたりする「質屋」ですが、皆さんのイメージを頂いた際に、特に耳にする声が「怖い」「暗い」というものが多いですね。なぜそのようなイメージが付いてしまったのか定かではありませんが。。。(笑)
お金を借りるという行為があまり受け入れがたいことであるのは、お客様から頂く声の中でも多いですね。その為に「怖い」「暗い」というイメージが付きやすくなってしまったのではないでしょうか。。。
確かに、昔は盗品を売ってお金にするという行為が多々あったため、どうしても悪いイメージがつきやすいですよね。ですが、もともとこの「質屋」というスタイルは、貧しい庶民のために編み出された方法になっていて、とても重宝される業種であったのです。
こうやって見ると、質屋は身近な業種であると感じます。
物を預けてお金を借りるというスタイルは、鎌倉時代から存在していて、今も昔もシステムは変わらないとても歴史のある業種になります。あまり知られていないですが、質屋は日本特有の業種ではなく、海外にも存在します。海外の質屋さんは、日本とほぼ変わらないスタイルが多いですが、中には「高所得者向けの質屋」も存在します。ギャンブルで非常に派手な大金を使用する方や、医師や弁護士、また、事業収入の融資にも役立てられております。

「買取専門店」とは

「買取」とは、文字のごとく皆さんがお持ちのお品物を専門店に販売することを指します。つまり、皆さんが使わなくなったお品物をリサイクルさせていただいて、また、必要な方に販売させて頂くシステムです。使っていたもの販売するだけですので、とても簡易的なシステムですよね。今では、リサイクルショップが多く存在していて、中には、扱うものを絞った「買取専門店」も存在しています。
とても便利で扱いやすい「買取店」ですが、唯一デメリットが存在するとなると、それは「売ってしまった物を返品できない」ことです。
つまり、一度売ってしまったお品物を返してもらうためには、今度は「買取店から購入する」ということでしか手元に戻ってきません。

「質屋」と「買取専門店」の違い

それでは、「質屋」と「買取専門店」はどう違ってくるのか。
一言でお伝えすると、皆さんがお持ちのお品物を返却「できる」か「できない」かの違いです。上記でも記載した通り、一度「買取」させて頂いたお品物は返却が出来ません。ですが、「質屋」を利用してお品物を預けた場合は、あくまでもお品物の所有権はお預けされた方のまま残りますので、融資させていただいた金額と利息を返金して頂ければ返却が可能となります。「買取」はお品物の所有権を完全に手放すことになりますので、返却はできないのです。何度でも同じものを「預けて」「取り返す」という事が出来る「質」は、理解してしまえばとても便利だったりします。
お使いのお品物の中には、大切な方からのプレゼントとして頂いたものであったり、ご両親から譲り受け継いだお品物だったりと、完全に手放してしまうことができない物もあったりします。そんな時は「質屋」をご利用頂くと便利ですね。

最後に。。。

今回は「質屋」と「買取」の違いをご紹介させて頂きました。
かんてい局小山店では「質」と「買取」の両方を皆様に選んで頂けるように、どちらのシステムもご用意しております。皆様の状況に合わせてご利用頂ければと思います。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。