商品の紹介

ロレックスのエクスプローラーⅡの腕時計になります。
エクスプローラーⅡは探検家用のモデルになります。
エクスプローラーⅡは堅牢に優れたエクスプローラーに実用機能を付加させたモデルになります。
今回の16570は3rdモデル、1991年に発表されました。CAL.3185を搭載しGMTモデルとしての機能となる単独可動、テンプ受けを片持ちから両持ち式に変更、精度調整が行いやすくなりました。
モデル末期の2007年には耐磁性、耐衝撃性が進化したブルーパラクロムヒゲゼンマイを採用したcal｡3186ムーブメントに変更。文字盤は白と黒の2種のロングセラーモデルになります。

査定ポイント①外観やキズ、内部の状態など

腕時計でまず気になるのが見た感じのキズなどの状態です。
キズが少なくそのままの状態でも販売できそうであれば査定金額にプラスになります。
今回は通常にご使用になられた状態でした。風防（ガラス）にも擦りキズがあったため、査定額をプラスにすることができませんでした。外観もさることながらやはり自動巻きの時計になるため内部の状態で金額の上下もあります。こちらのエクスプローラーⅡは長い間オーバーホールをしていなかったとのことで上記のタイムグラファーでも分かると思いますが、ビートエラーが1.5msと巻き上げが266°と低い数値になっています。今回のものはオーバーホールの必要性がでてくる結果になりました。オーバーホールはおおよそ3年～5年に一度は行った方がよいと推奨されています。使用頻度によっては行わなくても時間のずれがなければ問題ありません。当店でもオーバーホールの修理受付もしていますので、時期的に必要に方は無料見積もりいたします。今回はオーバーホールを見込み査定金額をつけさせていただきました。

査定ポイント②付属品の有無

ロレックスに限りませんが高額時計はギャランティーカードや箱などの付属品、腕周りを調整し取り外したコマがない場合は査定額が低くなります。ギャランティーカードはモデルにもよりますが、3万～20万も変わることがあります。コマも1つ買うのに5000円～10000円はかかります。腕回りが小さいと買うことができても手間がかかるので販売が困難になるため、マイナス査定になってしまいます。今回はすべて揃っていましたので最高金額でのご提示ができました。

査定ポイント③シリアル、型番刻印のスレ

古いロレックスのブレスを外すと側面のラグとラグの間の12時、6時方向に数字が刻印されています。12時側が型番、6時側がシリアル番号になっております。今回は最終確認でブレスを外したところ、型番、シリアルともに刻印が削れていました。削れがなければ査定額は見たて通りになりますが、残念ながら今回のエクスプローラーⅡは削れがあり減額になりました。刻印は最近のモデルがシリアルはベゼル内側（ダイヤル内部）側面に刻印されています。

査定を終えて

今回はロレックスのエクスプローラーⅡをお売りいただき誠にありがとうございます。
ちょうど店頭在庫なく、12月の購買意欲の高まる時期に向け欲しかった1本になります。
しかし、今年の12月商戦は新型コロナの影響でどうなるか心配な状況ですが、みんなが楽しく過ごすため、お客様とスタッフの健康、安全のために対策をしっかりとりましょう。
今回は査定ポイントになった部分がありましたが、なかった場合は査定金額は50万以上になったと思います。
どうしても使用するとキズはついてしまいます。外部のキズが気になったら外装の仕上も受付してます。内部についてはオーバーホールを行うと1ヵ月ほど時間がかかります、状態によって3万～費用がかかってきます。長い期間オーバーホールしないと金額が高くなる可能性があります。さらに査定ポイントでギャランティーカードがないと40万～になります。付属品の有無の内容で査定金額は上下してきますので、いくら位になるのか金額を知りたい方は査定だけでも確認してタイミングを見ていただくのも良いかもしれません。
あとグリーンサブマリーナが2020年8月で生産終了になりました。こちらの相場は現在超高騰しています。通常新品定価の3倍近い260万ほど・・・これからどのくらいの金額で落ち着いていくのか？？もし未使用でお持ちの方がいたら拝見させていただきたい(*’ω’*)これから先どんな動向か是非気にしてみてください！！