質入れとは？買取との違い

『質入れ』とは時計、指輪・ネックレスなどの貴金属、宝石、ブランドバッグなどお客様の大切なお品物を担保としてお預かりし、お品物に見合ったお金をお貸しする事です。
お品物の評価額の範囲内の金額を借りる事ができ、範囲内ならお客様が借りたい金額を決める事ができます。例えば、ブランドバッグで50000円の評価額なら、1000円～50000円までのご入用の金額をご利用頂けます。
お給料日までの2～3日の間分で10000円だけで足りるというなら、50000円までご融資可能ですが10000円の質入れでOKという事です。
※質入れの金額はお品物によりますが、買取金額の90％前後が目安となります。(お預かりしている間に相場変動のリスクがある為)
お品物を預けてお金を借りるという形ですので、期限内に元金+お利息(質料)をお支払い頂ければ、お品物をお返し致します。
また、質入れの際には面倒な手続きや時間のかかる審査等はないので、最短5分～15分程度で融資を受けることが出来ます。
その際に必要な物は、お品物と身分証明書(運転免許証・健康保険証・マイナンバーカード・パスポート・外国人登録証など)だけです。※当店では身分証明書のコピーを頂いております。また、質屋かんてい局では未成年の方はお取引き出来ません。
『買取』とはお客様にお持ち頂いたお品物の査定をし、そのお品物に見合った金額をお支払いする事です。
ただ、買取はお品物を手放す事になりますので、後で売らなければ良かったと後悔する場合があります。
質入れは買取と違い大切なお品物を手放さなくても、必要なお金が必要な時に借りられるのでとても便利なシステムです。

消費者金融（キャッシング）との違い

質屋はお預かりしたお品物の元金+質料(利息)をお支払いして頂ければ、お品物はお返し致します。
また、3ヶ月の流質期限を過ぎると『質流れ・流質』となり、お客様のお品物の所有権が当店に移ります。そうなるとお客様は元金+質料(利息)の返済義務はなくなり、当店からの催促や取り立てなどを行う事はもちろんありません。
消費者金融と質屋の一番の違いは、担保となるお品物は不要となりますが、お客様の融資審査があります。審査結果次第では融資が受けられない場合もあり、信用情報等のリスクもあります。また、質屋と違い借りたお金(元金+利息)は、返済の義務がございます。返済が遅れると書面や電話、訪問等の催促や取り立てもあるので、そういったところが質屋との違いになります。

質屋の専門用語について

『質入れ』『質預かり』『入質』『預け入れ』・・・お品物を担保にお金を借りることです。呼び名は様々ですが同じ意味です。

『質札』・・・質入れしたお品物の内容が書かれた預かり証のことです。

『質料』・・・質屋の利息、保管料のことです。(お店によって質料は異なります。)

『元金』・・・質の契約でお客様にお貸ししたお金(金額)のことです。

『質草』・・・お客様が預けた担保品(お客様のお品物)のことです。

『受け戻し』『出質』・・・担保にはいってたお品物を元金+質料を支払って受け戻すことです。

『利上げ』『延長』・・・質料を支払い、流質期限を延長することです。

『流質期限』・・・質の契約における返済期限のことです。

『流質』『質流れ』・・・お支払いの無いままで流質期限が経過し、お品物の所有権が質屋に移ることです。

最後に・・・

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
本日は『質入れ』のシステムについて、ご説明させて頂きました。
急なご入用の時に、身近なもので即日お金が借りられますので、お持ちのお品物で質入れが可能か、いくら借りられるか？などお気軽にお問い合わせ下さい。
お客様のご都合により、質料(利息)のみのお支払いでご延長することも出来ます。また、一度受け戻しした同じお品物を何度でも預けることが可能です。手軽に安心してお金が借りられるからこそ、700年も『質』は続いています。
お金に関する心配事は、質屋かんてい局宇都宮戸祭店に是非、ご相談下さいませ！