【GMTとは】1

GMTの略称は「Greenwich Mean Time」（グリニッチ・ミーン・タイム）で「世界標準時」を指します。
このGMTとは時計用語ではなく、一般用語なのです。中々使わないので時計用語かと思いましたね。

簡単に説明致しますと、『第二時間帯を表示できる機能』になります。
例えばですが、海外に旅行や仕事で行くとします。
日本と時差が生まれますよね。
こんな時便利なのはＧＭＴ機能の時計なのです。
時差によって異なる2つの国の時間帯を同時に表示することができるのです。

【時差とは】1

時差とは経度が15度ずれる事で、1時間ずれます。
この基準となる位置をイギリスのグリニッジ天文台にしました。
日本はイギリスから経度135度にあります。
その為日本は+9時間となり、イギリスが2時の場合は
日本は11時となるのです。

【GMTの意味】2

GMTの本来意味はイギリスを0位置とした時差による世界の時間表示となります。
ですが、グリニッジ標準時は既に過去のものとなり、
現在は、原子時計を利用したUTC（協定世界時）がスタンダードになっています。

【GMT見方】2

大きな針は今の時間を表示しています。
時針の針が12時で一周しますが、GMT針は24時間で一周します。
時針が現在いる場所の時刻を表示し、
GMT針はホームタイム（自国）の時刻を表示できるので第二時間帯を表示する機能として使われています。
操作方法は時計によって異なりますが、
大体のモデルは、リューズを1段引くことで時針のみを動かし、
2段引くと時針、分針、GMT針が連動して動きます。

いかがでしたでしょうか？
このような使い方で海外に行ったりするのが、
多い方には便利な機能だと思います。
海外の設定をするのが面倒な方にお勧めです。
GMTは午前、午後も設定もいらないのが、
魅力的ですよね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。