皆様、こんにちは！
質屋かんてい局鹿沼店です。

今回はプラチナインゴット500gを4点、計2Kgお買取りさせていただきましたので、簡単にご説明・ご紹介させていただきます。

プラチナは、金と比べると希少性は高いですが価格は低く、価格差の理由としては指輪やネックレスなどの宝飾品や投資の対象となる事が多い一方で、車など工業用製品としての需要を占めていて、例えばディーゼル車離れなど車の需要に左右されます。
そのため、それ以降は伸び悩みしてましたが、2020年末から現在までプラチナ価格は上昇傾向にあります。
2020年の平均価格は3000円台でしたが、2023年は概ね4000～5000円台で推移しているので、経済回復や世界動向の変化に伴いプラチナの需要も回復してきています。

グッドデリバリーバー

当店ではインゴットのお買取りの際、『国際公式ブランド』かどうかの確認をさせて頂きます。『国際公式ブランド』というのは、日本唯一の公設貴金属市場である『東京商品取引所』が定めた受け渡し共用品の指定ブランドを意味します。指定されたブランドの品位は、すべて純度99.99％以上に定められておりますので信用度が高く、安心してお取引が出来るのです。また、『グッドデリバリーバー』と呼ばれており、金はLBMA(ロンドンの貴金属市場協会の基準に合格した金ブランドのこと)、プラチナはLPPM(ロンドン・プラチナ・パラジウム売場のこと)で取引が行われており、こちらで認定されれば世界的に『信用・価値』共に高いといえます。
＊ロンドン貴金属市場協会LBMA・LPPM国内認定ブランド
・三菱マテリアル株式会社・住友金属鉱山株式会社・日鉱金属株式会社・田中貴金属工業株式会社・同和鉱業株式会社
・株式会社徳力・アサヒプリテック株式会社・松田産業株式会社・三井金属鉱業株式会社・石福金属興業株式会社
上記の認定ブランド以外のお品物に関しましては、残念ながらお取引出来ない場合もございます。
理由と致しましては、インゴットが海外から日本へ密輸されるケースが後を絶たず、日本の関税局が密輸防止策のために2019年から各業界に呼び掛けたためです。　　　　　　　　　　　

プラチナの希少性

プラチナは和名で『白金』と呼ばれており、白色の銀より落ち着いた輝きを放つ貴金属です。
『白金』と記載されたり、表記が紛らわしいことや色味的にも『ホワイトゴールド』と間違われる事も多いですが、
白金族プラチナの原子記号＝Pt、白金色ホワイトゴールド＝Auですので、全く異なる元素からなる金属となり、それぞれの性質には大きな違いがあります。

また、金相場の高騰により、価格面ではプラチナよりも金が勝っておりますが、
プラチナは「レアメタル」と呼ばれる希少金属で、金と比べると採掘量は年間で20分の1であり、生産量は10分の1ともいわれております。
1トンの原鉱石から採れる量は、わずか3gしかありません。プラチナは地球上で採れる量が限られているため、レアメタルの中でも金に勝るとも劣らない価値がありますので、今後プラチナの価値上昇も期待できると思います。

最後に・・・

本日はプラチナ・インゴットについて、簡単にご紹介させて頂きました。
近年では、金・プラチナ等の貴金属の長期的な価格上昇が続いているので、高値でのお取引が期待出来ます。
数十年前に購入されて、家に眠っている貴金属がございましたら、是非かんてい局鹿沼店にご来店ください。
お査定はもちろん無料ですので、お気軽にご相談くださいませ！
また、質屋かんてい局鹿沼店では、ライン査定も行っておりますのでご利用ください。