質預かりの利点

質預かりの一番の利点は、換金したお品物を取り戻せるという事です。
買取で品物を売ってしまうと取り戻すためには、店頭の販売価格で購入し直すしか方法がありません。
しかし質預かりでは最初にお渡しした元金と利息をお支払いいただければお品物をお戻しする事が出来ます。
金額としては店頭で購入するよりも元金+利息の方が安くなることが多いので、もう確実に必要の無い物以外は質の利用がおすすめです。

貴金属の買取と質の金額の差

質預かりと買取の査定額には少し差があります。
時計やバッグの場合は買取査定額の約9割が質の査定額の目安となります。
例えば買取査定が20万円の場合、質ではMAX18万円まで貸すことが出来ます。
(お品物によってはもっと買取査定額に近い金額になることもあります。)
　
貴金属の場合どれくらいの差があるかというと
K18のネックレス 20.0gの場合
買取　：96000円(執筆時の相場参照)
質　　：93000円(執筆時の相場参照)
となります。

質で金をより高値で売るには？

この記事を書いている日の相場で、K18のネックレス20.0gの査定をした場合
金額の差としては3000円で、1g当たり150円の差があります。
　
3000円も高く売れるなら買取の方がお得では！？
と思うかもしれませんが、そうとも限りません。
なぜなら金等の貴金属の相場が高騰中だからです。
買取を行った際には、手に入れられる金額はその日の金額で確定してしまいますが
質預かりの場合、最低でも93000円が確約された状態で相場の様子を見ることが出来るのです。
なぜかというと、この記事の最初に説明した質の利点「品物を戻せる」ことが鍵となります。
例えばK18の相場が1か月後に300円上がったとすると、
買取の場合はもう手元に品物が残っていないので、恩恵を得られません。
しかし質で品物を預けていた場合、預けた品物を取り出して、買取に変更した場合
102000円での買取となり、最初に買取で売ってしまうよりも高い査定額となります。
　
では逆に1か月後に相場が300円下がってしまった場合はどうなるのか
300円下がってしまうと買取査定額は90000円に下がってしまいます。
しかし質預けの際に93000円を受け取っているため、そのまま品物を取り出さず質流れにしてしまえば、93000円での買取と同じことですので、結果として高い相場での換金に成功することが出来ます。
　
金相場が下がってしまった場合は初めから買取にしておけばよかったと思うかもしれませんが、
2022年3月現在、金相場は最高値を更新中ですので、質預かりでも1年前2年前の買取と比べると十分に高い金額ですので
一種のくじ引き感覚で相場の動きで一喜一憂できるいい機会だと思います。

おわりに

質で貴金属を預けて、相場を伺いつつより高い金額で売るには、毎日の金相場の変動の大きい今がチャンスです。
2月の頭から3月中盤までで700円近く金相場が上昇しているので、いつガクッと相場が下がってもおかしくない状況です。
なるべく高い金額での換金をお考えの方は、早く行動する方がよいと思われます。
それでも最高値を狙っていくという方は是非かんてい局那須塩原店で質預かりをご利用ください。
　
かんてい局那須塩原店では｢LINE｣アプリを利用した簡単査定も行っております。
ご来店前にあらかじめどのぐらいのご融資が可能かざっくりと査定金額を知ることが出来、実際にお持ち込み頂いた際にもスムーズに査定を行う事が可能となっておりますのでご登録をオススメさせて頂いております。
ご利用もトーク画面にて査定依頼の商品画像を送っていただくだけの簡単な操作で可能となっております。
質についてご不明な点がございましたら、LINEにてご質問いただいても結構ですので、ぜひ友達追加をお願いいたします。