ムーブメントが凄い！

ルイヴィトンが腕時計の製造に本格的に参入したのは1987年にモエ・ヘネシーと共にLVMHグループを組織し
タグ・ホイヤー等の、数々の時計ブランドを傘下に収めながら、スイスの有名時計生産地であるラ・ショー・ド・フォンに自社工場”オルロジェ ルイ・ヴィトン”を設立。
2002年に”タンブール”と名付けられたルイヴィトン初の時計が発表されました。
傘下に有名時計ブランドのゼニス社を持っており、今回紹介させて頂く時計にも”エル・プリメロ”と呼ばれるムーブメントが搭載されています。
エルプリメロとは、天才時計技師「ジョルジュ・ファーブル＝ジャコ」により世界初の高性能クロノグラフが作られました。

エルプリメロって何がすごいの？

エルプリメロが他のムーブメントと比べて優れている点は、パワーリザーブと呼ばれる動力を貯めて置ける時間が長い事とストップウォッチ機能のクロノグラフの精度が向上している点にあります。
当時では他に例を見ないほど長いパワーリザーブ時間で約50時間！
約2日間腕時計を着用しなくても問題なく稼働します。
また、多くのムーブメントの振動数は一時間あたり2万8,000振動なのですが、エルプリメロは3万6,000振動を実現！
そのことにより精度が向上し、10分の1秒単位での計測が可能になりました。

エルプリメロはそうした素晴らしい性能の数々によって人気を保ち続け、2019年には50周年を迎えました。
長期にわたって評価されているのは極めて異例です。
長きにわたって評価されてきた歴史が、いかにエルプリメロが素晴らしいスペックを誇っているかの証になっています。

デザインが凄い！

モノグラムやダミエなど豊富な柄のベルトが発売されており、付け替えて自分好みにカスタマイズすることもできます。

また、時計のケースが特徴的で正面だけではなく横から見ても立体感があり肉厚のあるカッコいいデザインに仕上がっています。
さらに、ベゼルが特徴的で周りにLouis Vuittonのブランドネームが彫られています。
ケースを立体的にして、一目でルイヴィトンだと解るデザイン。
クロノグラフを動かした時や、竜頭を巻き上げた時、振り子（ローター）がまわる様子など裏蓋がスケルトンでエルプリメロを見て楽しむことが出来ます。
別のモデルでは、裏蓋がモノグラム柄になっているモデルもございます。

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