そもそも防水性能とは？？

本来精密機械である時計は水にとても弱い為、ある程度の防水性能を持たせているのが一般的です！
そして防水機能も時計それぞれ種類があり〇気圧防水」と表示されている腕時計もよく見かけます 

【WATER RESISTANT 〇BAR】

【WATER 〇BAR RESISTANT】

あるいは

【W.R〇BAR】

と表示されている為、ご自身の時計で確認してみてはいかかでしょうか？？

〇〇気圧とは？

時計の防水機能は先ほどお伝えした通りいま現在販売されている腕時計には日常生活程度の防水機能がついている商品が一般的です。
しかし時計それぞれ耐えられる気圧があります。
 

【3気圧防水】

これは、「日常生活用防水(JIS規格では1種防水時計に分類される)」とも呼ばれ、汗や雨、洗顔をするときに付着する水滴に耐えられることを表しています。
 
※ここで注意！
 
「日常生活」とはいえ、食器の洗浄、洗濯物の手洗いといった水仕事をする際に着用することは推奨されていません。さらに入浴や水上でのスポーツ、素潜りなど強い水圧がかかる恐れのあるシーンでは使用できないのでご注意下さい！
 
また「3気圧防水」は水深30mまでの水圧に耐えられる性能を表しているため、「水深が1ｍにも満たない入浴なら平気だ」と思われる方も多いのではないでしょうか？
 
しかしながら、これは誤り！「3気圧防水」の日常生活防水が保証しているのは、あくまで水深30mにおいて静止状態にある場合の動作だけ。入浴や水仕事では、ある程度の動きをともなうため3気圧防水では耐えられません。
動作が加わると静止状態より高い水圧がかかるため、腕時計に想定以上の負担がかかります。くれぐれも入浴や水仕事の際は取り外すようにしましょう。
 
 

【5気圧防水】

「日常生活用強化防水」とも呼ばれ、食器の水洗いやお風呂の洗浄のほか、農業や漁業など水に触れる作業時にも使用することが可能です。
 
　また、水泳やヨット、釣りといったスポーツを楽しむ際にも身に付けることができます。ただし、洗浄剤が付着してしまった場合は流水(真水)で
　きれいに流すようにしてください。残留した洗浄剤がパッキンに付着すると、化学変化を起こしてゴムの弾力が損なわれる可能性があります。　
 

【10気圧防水】

「10気圧防水」の腕時計も、「日常生活用強化防水」と呼ばれます「5気圧防水」と同じく、水仕事をする際や水上スポーツを楽しむときだけでなく、素潜りをする場合にも使用することが可能！
(飽和潜水時に使用することはできません)。
 
※ただし、10気圧防水といってもやはり取り扱いには十分な注意が必要。水滴が付着した状態でのリューズやボタンの操作は、時計内に水が入り込む恐れがあるので操作を行わない方が無難です。

防水時計の選び方

防水時計を選ぶ際には以下のポイントを押さえることが重要です。
 

【① 使用シーンに合わせた防水性能を選ぶ】

✔ 普段使い（仕事・日常生活） → 3〜5気圧防水で十分
✔ スポーツ・アウトドア → 10気圧以上の防水性能があると安心
✔ 海やダイビング → 20気圧以上の防水性能を持つ本格的なモデルを選ぶ
 
例えば、オフィスワークが中心の人なら、3気圧防水の時計でも問題ありません。一方で、アウトドアやフィットネスを楽しむ人は、最低でも10気圧以上の防水性能を持つ時計を選ぶとより安心です。
 

【② ケースとリューズの構造をチェック】

防水性能を左右するのが時計のケース（本体部分）とリューズ（時刻を調整する部分）の設計です。特に、水が入りやすいリューズ部分の構造に注目しましょう。
 
スクリューロック式リューズ：リューズがねじ込まれる構造になっており、防水性能が高い。
通常のプッシュ式リューズ：防水性能が低めで、水に浸かる環境では不向き。
ダイバーズウォッチの多くはスクリューロック式を採用しており、より高い防水性能を実現しています。
 

【③ ベルト（ストラップ）の素材にも注目】

時計の防水性能だけでなく、ベルトの素材も重要なポイントです。
 
ステンレススチール：耐久性が高くフォーマルな印象だが、水に濡れると重くなることも。
ラバー・シリコン：水に強く、スポーツやダイビングに最適。
ナイロン（NATOストラップ）：軽量で速乾性があり、カジュアルな雰囲気。
アウトドアやスポーツでの使用を考えているなら、ラバー製やナイロン製のストラップを選ぶとより快適に使用できます。

おススメ防水時計！

 
① カシオ G-SHOCK「Frogman」（ISO200m防水）
特徴：タフなデザイン、ISO規格準拠の200m防水、ダイバー向けセンサー搭載
 
➡ アウトドアやマリンスポーツに最適！
 
② セイコー プロスペックス「SBDY125」（200m防水）
特徴：国産ダイバーズウォッチ、機械式ムーブメント搭載
 
➡ 本格的なダイビングにも対応！
 
③ シチズン プロマスター「BN7020-09E」（300m防水）
特徴：エコ・ドライブ（ソーラー駆動）、ヘリウムエスケープバルブ搭載
 
➡ プロ仕様のハイスペックモデル！
 
④ ロレックス「サブマリーナ」（300m防水）
特徴：高級ダイバーズウォッチの定番、耐久性抜群
 
➡ 一生モノの時計を探しているならコレ！

【まとめ】

防水時計は用途に合わせて選ぼう！

防水時計は、日常生活から本格的なダイビングまで幅広い用途で活躍します。自分のライフスタイルに合ったモデルを選び、長く愛用できる1本を見つけてください！